
留学をしたいけど、どうやって滞在しよう…。寮かホームステイか悩むな。両方のメリット・デメリットを知ってから選択したい。
「留学することは決めたけど、寮にするか、ホームステイにするか…どうしよう。」
これは留学を計画する上で大きな悩みですよね。
毎日生活する場所なので、慎重に決めたいところです。
今回は、大学卒業後に1年間アメリカの大学で寮生活を送ったわたしが、実際寮で生活してみて感じたメリットとデメリットを紹介します。
わたしは、日本語アシスタントとしてアメリカの大学生と同じ寮で1年間生活していました。1人1室で生活していたので、その経験をベースに書いていきますね。
寮生活はこんな人におすすめ!
- 1人の時間を大切に、自由に過ごしたい
- 同じ年の人と関わりを持ちたい
- 周りの音はあまり気にならない
では、それぞれ紹介していきます!
ホームステイのメリット・デメリットについて知りたい方はそちらについてまとめた記事を載せておくので、読んでください!
留学中の寮生活のメリット

1人の時間を確保できる
寮生活の最大のメリットは「1人の、プライベートの時間を確保できる」ことです。
朝から夕方まで授業を受けて、英語漬けで過ごし、疲れ果てて部屋に戻ってきた後に
「1人で過ごしたい!!」
「プライベートの時間を大切にしたい!」
と思う人は、寮生活を選びましょう!
✅部屋に戻ってyoutubeを見たい!
✅日本の友達、家族や恋人とテレビ電話で話したい!
✅静かに読書をしたい!
などは、一緒に過ごす人がいたら気を使ってできないこともあります。
1人のプライベートの時間を大切にしたいなら寮生活で1人部屋を選びましょう。
時間の使い方が自由
寮生活は、自分のプライベートが確保されるため、時間の使い方が自由です。
何時に起きて、何時に食事をして、何時まで勉強して、何時に寝るのか…
他の人と過ごすと、音や光を気にしながら過ごしますよね?
寮の1人部屋は、自由に過ごすことができます。
さらに、門限などもないので、友達と遅くまで過ごしていて帰宅するのも全く問題ありません!
アメリカの大学では、寮のどこかの部屋でパーティが開かれたり、ダンスパーティが深夜まで開かれたりと学生のイベントが盛りだくさんです。
それらのイベントも楽しみたいなら、時間の使い方が自由な寮生活をおすすめします。
せっかくの留学ライフ、なににも縛られずに過ごしたいなら寮生活を選びましょう!
同じ年代の学生が同じ空間にいるので関わりを持てる(仲良くなったら頼れます。)
寮には、同じ世代の学生たちが住んでいます。
廊下ですれ違ったり、寮のイベントで顔を合わせたり、キッチンなどを共有するので同じ年代の人たちと関わる時間がたくさんあります。
わたしはよく同じ寮に住んでいる友達と食堂にご飯を食べに行ったり、休みの日に出かけたり、イベントに参加していました。
寮での関わりの中で仲良くなれると、その友達が困った時にすぐ近くに住んでいるのですごく心強い存在になります。
(すっぴん&寝起きで会うことは出来るだけ避けたかったですが笑)
同じ世代の学生と関わりの機会が増え、仲良くなるチャンスも増える、それが寮生活!
留学中の寮生活のデメリット

学生のパーティ音などうるさい時がある
学生寮に住むということは、学生たちの楽しみと隣り合わせ。つまり、騒音もあります。
同じ寮の学生がパーティを開く日は地獄です!!
夜遅くまでダンスミュージックと学生たちのはしゃぐ声が自分の部屋まで聞こえてくるんです。わたしは耳栓をしながらなんとか耐えましたが、自分の寮で開かれるパーティほど嫌なものはありませんでした…。
わたしの寮はそんなに頻繁に開催されることはありませんでしたが、
「あの寮はパーティ寮だ!」と呼ばれている寮もあり、毎週のように開かれていたので、そのような場合もあることを覚悟しておきましょう。
アメリカの学生と、他の国での寮生活は違いがあるかもしれませんが、若い元気のいい世代のパーティ音に対応できる耳栓などを準備しておくといいと思います。
若者は元気!パーティなどの騒音には対策をしていきましょう!
トイレやシャワーを共有しなければならない
これは当たり前のことですが、共同スペースとしてトイレやシャワーがあります。
男性用と女性用は寮の暗黙のルールで分けられていましたが、
恐ろしいことがたまに起こります。
それこそ騒音に悩まされたパーティの翌日などに、遭遇しました。
カップルでシャワーとか浴びてくる。いつもは女性しかいないのに、その寮のルールを知らない男性出現・・・!
このようなことは1回しかありませんでしたが、
学生たちの共同スペースでその寮の身近な責任者は学生です。(わたしの寮にはリーダーみたいな人がいました。)
なので、厳しく管理されているとはいえない状況です。(本気で相談すると状況は変わるかもしれません!)
また、シャワーの時間が他の人とかぶることもあるので、終わるのを待ったりと時間の管理も大変でした。特に朝は大変!!
トイレやシャワーはプライベートでも誰とも会いたくない場所。
知らない、同世代の人たちと共有することはなかなか大変です。
トイレやシャワーはそわそわする。プライベートが確保できないこともある。
寂しい時もある
寮生活は部屋に入ると1人の時間を確保することができ、プライベートな時間も充実させることができます。
ただ、
- 留学始めたばかりの時
- なかなか友達ができない時
- 嫌なことがあった時
- カルチャーショックを受けたり、ホームシックになっている時
- みんなは楽しそうなのに自分は一人の時
など、寂しい時もあります。
寂しい気持ちの時は、「二人部屋の人はいいな…」などと思うこともありましたし、きっとホームステイならこのような時も温かい家族と過ごすことによって元気になったりします。
1人部屋の寮では、部屋に戻ってきたら自分1人だけ。寂しい時もありました。
そんな時は、やらねばならない大量の宿題と向き合ったり、頑張って知り合った子に連絡をしてご飯に誘ったりと行動することで解決しました。
一人部屋の寮生活は寂しい時もある。でも自分次第で改善できる。
まとめ
1年間の寮生活は、日本とは違う生活を経験できてとても面白かったです。
「アメリカの大学生」と一緒に過ごす1年間は、ホームステイをするのと違った魅力がありました。
パーティ音に悩まされたり、初めてのパーティに誘われたり!(パーティになれない私はドキドキでした笑)
寮で開いてくれるウェルカムバーベキューで仲良くなった友達が部屋に遊びに来てくれたり、ちょっと仲良くなった男の子と夜中に芝生から星空を見たり笑
食堂でご飯を食べたり、日本の米が恋しくなっておにぎりを作ったり。
いろんなことを楽しみたい人、自由に過ごしたい人には寮生活がおすすめです!
ちなみに、2人部屋にすると一緒に過ごす人と合うか合わないかで快適さが変わりますが、絶対に英語力は向上すると思います!文化の違いなどもあり、一緒に過ごすのは大変だと思いますが、それもまた楽しい経験になりそう。
以上が、アメリカの留学中に寮生活をするメリットとデメリットでした。
少しでも、留学を考えている方の滞在方法を考える参考になれば幸いです(*'ω'*)
皆さんの留学ライフが素晴らしいものになりますように٩( 'ω' )و💕
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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